株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。
スタートアップ企業は世界的に注目を集めており、GoogleやAmazon、Metaなどがその例です。
これらのスタートアップ企業によって生み出されたイノベーションは生活様式への変化を与えるほどの影響力があることから注目を集めています。
スタートアップは、革新的なイノベーションで社会の課題解決を行うことから、初期投資にリスクを抱える一方、短期間での急成長が期待されるため、ベンチャーキャピタルや投資家からの資金調達が重視される傾向があります。
以前、ベンチャーキャピタルとエンジェル投資家の違い!スタートアップ企業の資金調達はどこから?というブログを書きましたが、今回は前回とは違う観点でスタートアップ企業の資金調達についてお話します。
今回の記事を作成するにあたり参考にしたサイトは、https://www.ht-tax.or.jp/kigyou-guide/startup-funding です。 ※1
スタートアップ企業の資金調達は、主に以下の5種類に分類されます。
1、エクイティファイナンス
2、デッドファイナンス
3、アセットファイナンス
4、補助金や助成金
5、クラウドファンディング
1、エクイティファイナンス
企業が株式を発行し、投資家からの出資により資金を得る、エクイティ(株主資本)の増加をもたらす方法をエクイティファイナンスといいます。
この方法は調達した資金を自己資本にあてられるため、返済義務がなく、資金繰りの負担が軽減されます。
2、デッドファイナンス
融資や社債発行といった、銀行や金融機関、社債の場合は投資家などから資金を借りて資金調達する方法をデッドファイナンスといいます。
お金を借りることになるため返済義務が生じることになります。
3、アセットファイナンス
会社あるいは経営者が所持している有形・無形の資産を現金化することで資金調達をする方法をアセットファイナンスといいます。
手持ちの資産を現金化するので、すぐに資金調達が可能な点がメリットです。
4、補助金や助成金
政府や自治体から提供される資金で、返済義務がないのが特徴です。
収入が少ないスタートアップにとっては有効な手段ですが、審査が複雑で、厳しいといったデメリットがあります。
5、クラウドファンディング
クラウドファンディングは、インターネットを通じて多数の個人から小口の資金を集める方法です。
手軽に、迅速に資金調達できる点が大きなメリットですが、目的の金額が集まらない可能性がデメリットです。
以上がスタートアップ企業の主な資金調達です。
世の中には様々な資金調達の方法があり、自社にあった最適な方法を選択することが大切です。
私も様々な人に貢献しながら事業を拡張していきます。
注1)辻・本郷税理士法人の起業ガイド「スタートアップの資金調達法とは?ラウンドに合う適切な方法を知ろう」1. スタートアップの資金調達方法は大きく分けて5種類
コメント