株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。
今回はみなさんが気になっているであろう、年収が上がると生活水準がどのように変化をしていくのかを、実体験も踏まえてまとめました。
実体験なので個人差があるとは思いますが、みなさんが望む生活水準を目標年収に落とし込む際の参考にしてみてください。
まず社会人1年目の目安、年収300万からお話していきます。
年収300万円の生活水準
年収300万円は日本の平均よりやや低い水準です。当時は以下のような生活でした。
- 住居: 賃貸アパートで、都市部1K。
- 食費: 自炊中心。外食は週に1回程度。
- 交通費: 電車、バスでの移動。長距離移動は夜行バス。
- 娯楽: 娯楽費は限られており、映画や外食は控えめ。趣味も低予算のものに限定。
- 貯蓄: 緊急時の備えが不十分で、貯蓄は難しい。
年収500万円の生活水準
年収500万円になると、生活に少し余裕が生まれてきました。
- 住居: 都市部で1DKや場所によって2DK。
- 食費: 食材の質を上げたり、外食を週に1,2回楽しむことが可能。
- 交通費: 電車、バスが移動のメインだが、長距離は新幹線、飛行機も選択肢可能。
- 娯楽: 趣味やレジャーにもう少し予算を割け、国内旅行も年に1回は可能。
- 貯蓄: 節約すれば毎月の貯蓄がしっかりとでき始める。
年収700万円の生活水準
年収700万円は中流から上流層の入り口となり、一人暮らしであれば余裕ができました。
- 住居: 都市部で1LDKや場所によって2DK。
- 食費: 食材の質を上げたり、外食を週に2〜3回楽しむことが可能。
- 交通費: タクシー移動も増え、長距離は新幹線、飛行機が普通になる。
- 娯楽: 趣味やレジャーにもう少し予算を割け、年に1回の海外旅行が現実的になり、国内旅行なら年に数回は可能。
- 貯蓄: 普通の生活で貯蓄が可能で、投資や資産運用にも積極的に取り組める毎月の貯蓄が少しづつでき、将来のための資金を計画的に貯められる。
年収1000万円の生活水準
年収1000万円は上流層に位置し、一人暮らしであればかなり余裕が出てきました。
- 住居: 都市部で1LDKや2DKのマンション。郊外のタワーマンションも選択可能。
- 食費: レストランでの食事が増え、週に何度か外食を楽しむことが可能。
- 交通費: 公共交通機関ではグリーン車や指定席を利用。
- 娯楽: 近場の海外旅行であれば年に数回は可能。趣味やレジャーに多額を投じられる。高級スポーツジムの会員になることも可能。
- 貯蓄: 普通の生活で貯蓄が可能で、投資や資産運用にも積極的に取り組める。
年収2000万円の生活水準
年収2000万円は富裕層に属し、経済的自由を得ることができました。
- 住居: 高級マンションや都市部の一等地に住むことが可能で、郊外であれば一戸建ての購入も容易。
- 食費: 日常的に高級食材を購入し、一流レストランでの食事も頻繁に楽しめる。
- 交通費: 高級車を所有可能。公共交通機関もビジネスクラス利用が出来て長距離のタクシー移動も利用可能。
- 娯楽: 海外旅行を年に数回したり、趣味やレジャーに十分な予算を割ける。プライベートクラブや高級リゾートの会員権も現実的。
- 貯蓄: ゆとりある貯蓄が可能で、広範な投資ポートフォリオを構築可能。子供の教育費や老後の生活費も準備可能。
年収3000万円の生活水準
年収3000万円は超富裕層に属し、極めて贅沢な生活が可能です。
- 住居: 都心の高級マンションの賃貸か都内の一等地にマンションを所有しながら、別荘などの不動産も保有可能。
- 食費: 高級レストランやパーソナルシェフを日常的に利用し、食生活に一切の制約がない。
- 交通費: 高級車やスポーツカーを複数所有可能。
- 娯楽: 世界中のリゾート地を訪れ、高額な趣味に多額を投じることも可能。プライベートクラブや高級リゾートの会員権も視野に入ってくる。
- 貯蓄: 巨額な貯蓄と投資資産を持ち、子供の教育費や老後の生活費も数年年収を維持したら不安がなくなってくる。財産の継承や慈善活動にも積極的に取り組む。
結論
年収300万円から始まり、500万円、700万円、1000万円、2000万円、3000万円と収入が上がるごとに、住居、食費、交通費、娯楽、貯蓄の各面で生活の質は飛躍的に向上し、経済的な制約が減少していきました。
収入の増加は、生活の快適さや幸福感を大きく向上させる要因となりますが、それと同時に、増えた収入をどのように管理し、活用していくかが重要です。
収入の管理、活用方法については、また別の機会にお伝えできればと思います。
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