株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。
今回は日本の平均年収の推移についてお話します。
まず令和4年より過去5年間の平均年収をご存じでしょうか?
平成30年 441万円
令和元年 436万円
令和2年 433万円
令和3年 443万円
令和4年 458万円
民間給与実態統計調査によると、過去5年間で約17万円の平均年収の増加が見られています。
しかし、日本の景気が良くなっていると感じないのが現状ではないでしょうか。
特に生活する上で気になるのが物価の高騰です。
消費者物価指数とは家計の消費する財やサービスを固定し、その費用が物価の変動によって変わっていくという指標です。
つまり、毎年同じものを買ったり旅行に行った場合でも金額に変動があるということです。
総合指数は2020年を100として2024年6月で108.1と前年同月比は2.8%の上昇という結果になっています。
この数字からも物価が上がっていることが目に見えます。
物価の高騰の原因に原材料高や円安などの輸入コストの増加が考えられます。
今後も物価が高まっていく可能性がある中で、取れる対策が2つあります。
1つ目は支出を下げること
家賃や食費など支出を抑えていくことです。
分かりやすく表現するなら、100円稼ぐことと100円節約することが同じ価値ならば、支出を抑えていこうということです。
2つ目は収入を増やすこと
今はキャリアアップの転職や副業、パラレルキャリアなど様々な働き方があります。
自分の収入を増やすためには何ができるのかを考えてみることです。
このブログを読んでくださっている方の中には、今はまだ緊急だと感じていない方もいるかもしれません。
しかし、緊急ではないが重要なことと捉え行動していく人が現実を変えていきます。
今日を機に将来を考えるきっかけになればいいなと思います。
引用文献
国税庁:統計情報
総務省:2020年基準 消費者物価指数
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