脱3ステージ!人生100年時代のキャリア変化

経済

株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。
今日は平均寿命の延びとキャリアの変化についてお話します。

人生100年時代と言われ始めたのはいつからでしょうか?

みなさんもご存じの通りかと思いますが、世界、そして日本の平均寿命は延び続けています。

厚生労働省の調査によると、1963年に日本で100歳以上の高齢者は153名でしたが、それから半世紀以上経った2018年には、なんと6万9785名に急激に増加しています。
平均寿命の上昇には、健康、栄養、医療、教育、テクノロジー、衛生、所得といった多分野における状況の改善が影響しており、なんと2007年以降に生まれた日本人は、その50%が107歳まで生きると予測されています。

もちろん全ての人とは限りませんが、長寿化によって衰えて生きる年数が長くなるのではなく、長く生きられるようになった年月の大半を健康に若々しく生きる期間が長くなったともいえます。

確かに周りを見回しても、昔の80代のおばあちゃんより、80代のおばあちゃんの方が健康に暮らしていますよね?

そのため、長く生きることを前提に人生の計画を立てていく必要もあります。
既に起きている変化では、キャリアは定年まで一社で勤め上げる永久就職から自分のライフスタイル、キャリアプランに合わせて転職することが当たり前の世の中になっています。
今までの「教育→仕事→引退」といった3ステージの人生ではなく、個人がそれぞれのキャリアの選択肢を増やしていくことが大切になってきています。

健康に、そしていつまでもイキイキと人生を歩んでいくために自分のキャリアを今から考えていきたいですね。

出典文献
「超訳ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
著:リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット

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