お金があれば幸せ?年収と幸福度について振り返る

経済

株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。

お金があれば幸せなのか?という疑問提唱は、どの時代でもよく目にします。
これに関して発表されている論文でも、年収1,000万円程度で幸福度が頭打ちになるという説もあれば、後にそれを覆すような収入と幸福度の増加は比例するという説もあるようです。注1

今回は私の実体験から、年収と幸福度について振り返ってみます。

立ち上げ当初、経営者の先輩から聞いていたのは、月収が10倍になるということは、今の支出が1/10になる感覚だと言われました。
例えば、月収200万円稼ぐようになったら、ランチ1,000円が100円に、東京ー大阪間の新幹線指定席往復約30,000円が3,000円に、家賃10万円が1万円に、ブランドバッグ50万円が5万円に、アメリカへのビジネスクラス片道100万円が10万円に、というように、桁が1つ減るようなイメージです。

往復30,000円の新幹線代も、3,000円だとしたらもっと頻繁に帰省ができる。
ブランドバッグ50万円も、5万円だとしたら彼女にプレゼントできる。
片道100万円のビジネスクラスも、10万円だとしたら快適さを優先できる。

自分がいいと思ったことに思い切りお金を使えるのは、幸せなことだなと思いました。

私自身も、起業してから事業が軌道に乗るまでは、入ってくるお金を全て投資していましたので、経済的な余裕を感じるようになったのは、先輩が仰っていた通り、月収200万円を超えた後だったように思います。

年齢が上がっていくと共に、まずは両親、そして自分のために必要なお金、将来に備えて準備しておきたいお金も増えていきます。

自分のことも大事な人のことも、本当に大事にするために、惜しまずお金を使えるようになってきたことは、幸福度と結びついていると思います。

どれくらい稼ぐ必要があるのか、そのお金を何に使いたいのか。
変化し続ける時代の中で、自分の理想を明確に持っておくこと、それを叶えるために努力を惜しまず、自分の力で自分を幸せにしていくことが、より必要になっていくのではないでしょうか?

注1)『「年収1000万円で幸福度は頭打ち」の説は覆された…ノーベル経済学賞受賞者が明かす「お金と幸せ」の本当の関係

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