社長出身大学ランキングTOP20!上場企業の社長と中小企業の社長の違いについて

経済

株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。

今回は経営者の学歴と企業規模により違いについて、まとめてみました。

総務省が実施した「令和3年経済センサス-活動調査」注1)の結果によると、令和3年6月1日現在、日本国内の企業数は368万社が存在しているそうです。

これだけの会社の数があるということは、同じ数の経営者が存在するということです。
会社を代表する存在である「経営者」は、どういった経歴の方が多いのでしょうか?

私が立ち上げの時に大変お世話になった経営者の方は高卒でしたし、中卒で経営されている方も知っています。
はたまた、知人の中には日本の最高学府・東大卒の経営者もいますし、海外の大学を卒業している方もいます。

経営者になるための条件もありませんし、学歴も全く関係ないと確信がありますが、東京商工リサーチの調査に経営者の出身大学ランキングというものを目にしたので、今回はこのランキングを紹介しながら、経営者の背景について考察してみたいと思います。

東京商工リサーチによると、なんと13年連続、日本大学がトップで、20,249名の社長を輩出しています。

引用元:株式会社東京商工リサーチ TSRデータインサイト「社長出身大学 日本大学が13年連続トップも変化の兆し 国立大トップは東京大学、西日本は国立大が健闘」

一方、上場企業だけで見てみると、社長出身大学トップは慶応義塾大学の289人、2位が早稲田大学の230人、3位が東京大学の213人。
上場企業は368万社の中のたった0.1%ですから、創業者一族が代々継承している場合を除き、入社した会社で厳しい出世レースを勝ち抜いて社長職に就くケースを考えると、高学歴出身がトップに並ぶのも納得ですね。

日本の企業は中小企業が99%以上。
まさに何もないところから、0から1を生み出して会社を立ち上げている社長たちは、ハングリー精神がとても強いように感じます。
そういった社長を輩出している大学は、ハングリー精神を持つ人材が多く集まっているのかもしれません。

注1)総務省統計局「我が国の事業所・企業の経済活動の状況〜令和3年経済センサス‐活動調査の結果から~」

コメント

タイトルとURLをコピーしました