あなたが見ているその口コミ、本当に信じて大丈夫ですか?

経済

株式会社グローバル・プランニングの代表取締役の金賢守(キムヒョンス)と申します。
今回はフェイクレビューについて、お話します。

ECサイトなどのネットで商品を購入をする際、参考にするのがレビュー(口コミ)だと思います。
レビューのサービス事例としてインターネットショッピングサイトを対象とし、買い物をする際にレビューをどの程度参考にしてるかという総務省の調査があります。 ※注1
そこでは「かなり参考にする」「まあ参考にする」と回答した人が約6割と過半数を超えていました。
ちなみに「まったく参考にしない」と回答した人以外でレビューを見て購入した経験が5回以上あると回答した人も含めると8割強の回答があります。
この調査結果から、レビューは購入につながる大事な指標だということがわかります。

しかし、中にはフェイクレビューも混ざっている場合があります。
フェイクレビューとは、商品やサービスの評価を不正に高めるために実際に購入していない人が書き込むレビューのことを言います。
評価が高かったのに、実際に購入したら口コミとはギャップがあった。
こんな経験をしたことはないでしょうか?


そんな社会問題となっている状況を打破していこうと作られたのがサクラチェッカーです。

図1 サクラチェッカーの判定例

図1のように大項目の6種類のパラメーター各々において、5種類以上の詳細パラメータを持ち、その詳細パラメータにおいても10段階程度の判定基準を持っています。※注2
不正レビュアーに潜入したり、機械学習(AI)の仕組みを活かして数値が算出されています。
もちろん100%正確というわけではないですが、購入前にこのサクラチェッカーを活用することは効果的だと思います。

フェイクレビューに惑わされず賢く買い物することは、消費者だけでなく市場全体の健全化にもつながります。信頼できる情報を選ぶ力こそ、これからの時代に必要な情報リテラシーなのです。

真剣に商売をする人が報われる経済を作っていくためにも、消費者も情報リテラシーをつけ、多くの情報から選別していく力が必要とされていきます。
まずは購入前に情報を吟味し、選ぶことが自分にとって一番いいのではないでしょうか?

注1)総務省「第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI~ネットワークとデータが創造する新たな価値~」

注2)サクラ評価が丸わかりサクラチェッカー「サクラチェッカー信頼度・信憑性・仕組み等のFAQ」

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